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2022年12月5日月曜日

【おすすめ度☆】吉次公介『日米安保体制史』岩波新書, 2018年

日米安保体制の歴史が概観できる。ただし「集団的自衛権」容認後の日米安保体制の大きな変化については掘り下げられていない(新書だから仕方がないが、それ以外の点でも基本的なことが述べられており、深い掘り下げはされていない)。内容:サンフランシスコ講和と日米安保体制の形成 日米「イコール・パートナー」へ 沖縄返還と70年安保 日米「同盟」への道 冷戦後の課題 安保体制の「グローバル化」 集団的自衛権と安保体制 など

出版社ページより紹介を引用
厳しい批判を浴びながらも長期間維持されてきたのはなぜなのか.今後の方向性を考えるための基本の一冊.
いわゆる「安保体制」はどのように形成され,変容・維持されてきたのか.日本の対米協力,米軍基地の運用,米軍基地問題をめぐる日米関係史の三つの要点を軸に,内在する「非対称性」「不平等性」「不透明性」「危険性」に焦点を当て,その全歴史をたどる.大きな転換点を迎えたいま,今後の方向性を考えるための基本の一冊.


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