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【まとめ】このブログ全体のまとめです。

このブログで紹介する本が増えてきたのでまとめます。 【テーマ別一覧】 陰謀論、マスコミ、科学的認識論/科学方法論などに関する本 公害問題と食の安全に関する本 医療や生命、バイオテクノロジーなどに関する本 気候変動とエネルギー・資源問題に関する本の一覧 原子力と核兵器に関する本 地...

2026年9月26日土曜日

【まとめ】このブログ全体のまとめです。

このブログで紹介する本が増えてきたのでまとめます。


このブログでは、一応、おすすめ度の区分をしていますが、この区分は参考のための便宜的なもので、厳密な分類ではありません。このブログで紹介している本は、いずれも読む価値がある良書です。
皆さんが何かを知りたくなった時に、このブログで紹介している本はいずれも有用な本です。ただ、このブログで紹介している本の数は限られているので、それとは別に、自分が関心を持っていることに関連する大学生向け教科書を読むことをおすすめします。社会科学(経済学や法律学など)に関しては、有斐閣という出版社から、初学者レベルから大学院レベルまで多様な教科書が出版されています(有斐閣は大学教科書の発行を中心にする出版社です)。有斐閣のウェブサイトで、関心のあるキーワードを入力して検索してみましょう。

【おすすめ度◎】の本(特におすすめする本、このページの下の方に)
【おすすめ度☆】の本の一覧はこちら(教科書あるいは入門書的な本)
【おすすめ度○】の本の一覧はこちら(読むことをおすすめする本)
【おすすめ度●】の本の一覧はこちら(専門性が高く一般向けではない本と、良書だが内容が古くなっている本)
【おすすめ度◎】特におすすめの本(基本的には読みやすい本を選んでありますが、中には難しい本もあります)

上野貴弘『グリーン戦争』中公新書, 2024年(気候変動問題に関する基礎的な知識がないと読みづらい)
手塚洋輔『戦後行政の構造とディレンマ』藤原書店, 2010年(本の題名とは異なりワクチン問題を扱った本、やや難しい)

【ウェブ上の論文】

【テーマ別】戦争と平和、民主主義の危機に関する本

戦争と平和、およびそれに密接にかかわるエネルギー資源問題や宗教対立に関する本の一覧です。※以下で紹介している本はいずれも良書ですが、これ以外にも良書がありますので、これから増やしていきます。新しい本→古い本の順 ◎=特におすすめ、○=おすすめ、☆=入門書、教科書的な本、●=専門性の高い本(一般向けではない本)

○加藤喜之『福音派』中公新書, 2025年(直接に戦争や平和を取り扱った本ではないが、アメリカとイスラエルの関係の一面を知ることができる)
○黒岩比佐子『伝書鳩』文春新書, 2000年(伝書鳩の軍事利用について詳しく書かれている)


【テーマ別】途上国の開発やグローバル化、貿易と環境などに関する本

途上国の開発やグローバル化、貿易と環境などに関する本の一覧です。※以下で紹介している本はいずれも良書ですが、これ以外にも良書がありますので、これから増やしていきます。新しい本→古い本の順 ◎=特におすすめ、○=おすすめ、☆=入門書、教科書的な本、●=専門性の高い本(一般向けではない本)

●中原聖乃/三田貴/黒崎岳大『核問題の「当事者性」』泉町書房, 2024年(旧植民地における核兵器実験の問題を扱っている)
●原田昇 監修『サステイナブル都市の輸出』学芸出版社, 2017年(発展途上国における都市インフラ開発問題を扱っている)
○白輪剛史『動物の値段と売買の謎』ロコモーション, 2010年 (希少動物の国際取引について、輸入業者の立場から詳しく説明している)
●フレッド・ピアス『水の未来』日経BP, 2008年 (世界の水問題を扱っている)

【まとめ】おすすめ度○の本(読むと有意義な本)

おすすめ度○(読むと有意義)の本のまとめです。(新しい本→古い本の順)

阿部潔『東京オリンピックの社会学 危機と祝祭の2020JAPAN』コモンズ, 2020年
マーク・ダウィ『草の根環境主義』日本経済評論社, 1998年

【おすすめ度○】旗手啓介『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』講談社, 2018年

著者はNHKディレクター。1993年に、カンボジアにPKO(Peace Keeping Operation、平和維持活動)として日本の警察官が派遣され(当時は自衛隊を海外に派遣することは国内での反対が強く、自衛隊を派遣することはできなかったので警察官が派遣された)、そのうちの1名(高田警部補)が殉職(死去)するとともに、多数の負傷者を出した。この本は、この カンボジアPKOでの殉職の背景を掘り下げるルポルタージュ。PKO隊員たちが、全く準備らしい準備なしで危険な現地に送り込まれ、結果として犠牲者を出すに至った無責任体制が明らかにされている。
 この本を読んで疑問に思ったのは、なぜこのような重大な事実が23年間も報道されなかったのかということ。もっと早く知られていたら、世論の状況も違っていたのではないか。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
「息子がどのような最期を遂げたのか、教えてくれる人はいませんでした」――日本が初めて本格的に参加したPKO(国連平和維持活動)の地・カンボジアで一人の隊員が亡くなった。だが、その死の真相は23年間封印され、遺族にも知らされていなかった。文化庁芸術祭賞優秀賞など数々の賞を受賞したNHKスペシャル待望の書籍化。隊員たちの日記と、50時間ものビデオ映像が明らかにした「国連平和維持活動の真実」。

2026年9月23日水曜日

【おすすめ度○】バーニー・サンダース『寡頭制と闘え!』地平社, 2026年

 現在のアメリカでは、急速な経済成長を実現しながら、その経済成長の成果は少数の超富裕層に集中し、普通の人々の暮らしは必ずしも向上していない。その一方で貧富の格差が急激に拡大している。著者はこのような状況を「寡頭制」と呼んでいる。(「寡頭」は人数が少ないという意味。少数の超富裕層によって社会全体が支配されている有様を「寡頭制」と呼んでいる)
 このような状況で、アメリカではより経済的に平等になり普通の人々の暮らしの向上を求める「民主社会主義」という考え方が急激に支持を広げている。この本の著者であるバーニー・サンダースは、「民主社会主義」が全く注目されない異端の主張だった時から長年にわたって「民主社会主義」を主張してきた政治家。本書は、バーニー・サンダースの唱える「民主社会主義」の政策を簡潔にまとめた本。
 なお、バーニー・サンダースは、つい最近までアメリカでは異端とみなされてきた「民主社会主義」を主張しながら、上院議員に当選し大統領の有力候補になるなど政治家として成功している。これはアメリカの政治家として極めて異例であり、他に同様の人物はいない。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
民主社会主義者として絶大な支持を集め、反トランプ運動を率いるバーニー・サンダース。大金持ちの支配をくつがえし、もっと良い世界をつくるために。全米の人々の心を震わす連帯の呼びかけ。

ひと握りの超富裕層から、政治と経済を取り戻せ!
まえがき
2025年1月、私は「寡頭制(オリガーキー)と闘う」ツアーを開始した。すぐさま、その熱烈な反応に驚かされた。共和党支持の州、民主党支持の州を問わず全国各地で、それまでに見たこともないほど多くの人々が集まってきた。トランプと寡頭支配層に対する闘いに加わり、政府と国の主導権を取り戻すため結集した人々だった。
「寡頭制」という言葉は一般の人々には理解できないと、一部の評論家や政治家は主張しているが、私はそうは思わない。圧倒的多数のアメリカ人は、毎日の苦闘を通じて直感的に理解している。いま私たちは極度の不平等を抱える国に暮らし、経済と政治は億万長者階級に乗っ取られているのだと。
なぜこの状況に陥ったのか、どうすればより良い方向へ変えられるかを理解することが、本書の目的だ。

三牧聖子「本書解説」
2026年現在のアメリカにおいて、サンダースが先駆者となった「民主社会主義」の政治家を求める声はかつてなく大きくなっている。長らくアメリカは、その豊かさゆえに、世界でも「例外的」に社会主義がない国と見なされ、自らもそのように自認してきた。しかし、こうした状況は根本的に変わりつつある。現在のアメリカは未曾有の格差社会だ。富裕層上位1割が富全体の7割近くを保有し、下位半数が保有する富はわずか3%にすぎない。……本書を読み終えたとき読者は、私たちのための政治を取り戻すために、今どのような行動が必要なのか、何ができるのか、明確に見通せるようになっているはずだ。

目次
1 寡頭制とは何か?
2 トランプ、寡頭制、権威主義
3 グローバルな寡頭制――億万長者が勝利し、世界は苦闘する
4 人々は成し遂げた、私たちもできる――歴史の教訓
5 寡頭制と闘う
6 ここからどこへ向かうのか?



2026年9月16日水曜日

【テーマ別】医療や生命、バイオテクノロジーなどに関する本

医療や生命、バイオテクノロジーなどに関する本の一覧です。※以下で紹介している本はいずれも良書ですが、これ以外にも良書がありますので、これから増やしていきます。新しい本→古い本の順 ◎=特におすすめ、○=おすすめ、☆=入門書、教科書的な本、●=専門性の高い本(一般向けではない本) 

○大島誠『PFI方式の功罪』日本評論社, 2026年(近江八幡市立病院の事例がある)

【まとめ】おすすめ度☆の本(教科書あるいは入門書的な本)

 【おすすめ度☆】教科書あるいは入門書的な本(新しい本→古い本)

白石忠志『法律の読み方がわかる本』ちくま新書, 2026年(鳥獣保護法改正に関する説明がある)
高橋明久/長田侑子/川合裕之『基礎からわかる輸出時の食品表示の実務ガイドブック』第一法規, 2026年
原島良成『条例理論の基礎』有斐閣, 2025年(公務員向けの教科書、学生にはやや難しい)
太田洋『コーポレートガバナンス入門』岩波新書, 2025年(この本は、『入門』という題名であるにもかかわらず専門性はきわめて高い)