題名から受ける印象とは異なり、この本は中国経済の概説書である。脱「中国依存」は可能か?という問いの答えは、この本を読んでみて考えてほしい。 内容:中国依存から出発する中国経済の見方 米中経済摩擦 貿易依存度の低下が示す内製化の進展 中国はなぜ米国との対立を厭わないのか 米中対立の行方 不動産バブル崩壊を防げるか 過剰債務体質を改善できるか 共同富裕は格差を是正するか 対外融資と債権国としての責任 付加価値貿易からみた日本の製造業
出版社ページより紹介を引用
中国は経済成長率が目標を下回るなど減速が著しいが、世界における重みは着実に増し、日本の最大の貿易相手国でもある。だが、深まる一方の「中国依存」に対する不安も急速に高まっている。脱「中国依存」は可能なのか。本書は各種の統計データに基づき、中国経済の正しい見方を提示する。あわせて「共同富裕」や不動産バブルなど習近平政権下の経済政策・経済問題を検討し、今後を展望するとともに、日本の取るべき指針を示す。
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