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2023年5月4日木曜日

【おすすめ度○】ロバート・ビロット『毒の水』花伝社, 2023年

近年、有害物質PFASが多摩地区でも検出されて関心が高まってきているが、アメリカではかなり以前から問題視されていた。この本は、アメリカでPFAS汚染問題の第一人者とされる弁護士の記録。会話文が多いルポルタージュのスタイルなので、本の書き方が合う人と合わない人がいると思う。

出版社ページより紹介を引用
「永遠の化学物質」による汚染と被害は、あまりに身近すぎた
くっつきにくいフライパン、クッキングシート、フライドポテトの袋、アイシャドウ、そして水道水……これらに含まれるPFAS(有機フッ素化合物)は、一度体内に取り込まれると消えることなく蓄積し、がんや潰瘍性大腸炎などの原因となる──長年隠されてきた事実を暴き、巨大企業を告発した一人の弁護士の、人生を賭けた壮絶な闘いの記録。
日本でも注目のPFAS汚染を知らしめた記念碑的名著、待望の邦訳!
映画『ダーク・ウォーターズ』原作本

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