先進国(日本)と発展途上国(中国、東南アジア)の間での中古品や廃棄物の移動の現状と問題点を踏まえたうえで、適切な国際ルールの在り方を考察する本 内容:貿易と環境保護は両立できるか 国境を越えてリユースされる中古品 国境を超えてリサイクルされる再生資源 中古品や再生資源の越境移動に伴う問題 安全性と衛生 製造業の発展を阻害する可能性 発展途上国における廃棄物の増加 リサイクルに伴う環境汚染 国際リサイクルに関する国際ルール GATT/WTO バーゼル条約その他 適切な国際リサイクルに向けた日本の取り組み 国際リサイクルの将来展望
出版社ページから紹介を引用
「古紙やペットボトルなどの分別収集のイメージが強いリサイクル。だが、回収された使用済み製品は国内で再使用・再生利用されるだけではない。中古車や鉄スクラップなどは今や日本の主力輸出品である。一方、国際的なリサイクルは急速に拡大し、各国による再生資源の獲得競争や、環境汚染を生む有害廃棄物の輸出など、多くの問題も起こっている。二十世紀末から急拡大している知られざる現状と、問題点を明らかにする。」
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