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2022年12月28日水曜日

【おすすめ度○】宮田律『石油・武器・麻薬』講談社現代新書, 2015年

題名通り、「石油・武器・麻薬」に注目しながら中東紛争の本質を説明する。著者が研究成果を踏まえて「暴力で平和はつくれない、日本にできることは軍事活動ではない」という結論に至ったことは敬意を払うべき。良書だがやや古いのでおすすめ度は○にした。 内容:紛争の陰で暗躍する軍産複合体 新シルクロード構想を掲げる中国の野望 石油争奪戦争と価格下落の影響 中東を破局に導いた米国の戦略 暴力の拡散と貧困・格差の連鎖など

出版社ページから紹介を引用
テロはなぜ「終わらない」のか。武力によって平和な社会をつくることはできない。もはや私たちも他人事ではいられない。パリ同時テロの背景にも通じる、世界でいま、起きていることとは。欧米「軍産複合体」の暗躍、中東における石油争奪戦、麻薬ネットワークの「闇経済」……。米・ロ・英・仏・中の思惑と、中東の現実から、「第三次世界大戦」とも形容される複雑な国際政治情勢をわかりやすく読み解く。

◆なぜテロは「終わらない」のか◆
武力によって平和な社会をつくることはできない。
もはや私たちも他人事ではいられない。
パリ同時テロの背景にも通じる、世界でいま、起きていることとは。
欧米「軍産複合体」の暗躍、中東における石油争奪戦、
麻薬ネットワークの「闇経済」……。
米・ロ・英・仏・中の思惑と、中東の現実から、「第三次世界大戦」とも形容される複雑な国際政治情勢を多角的かつわかりやすく読み解いた、決定版。



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