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2025年8月20日水曜日

【おすすめ度○】エリノア・オストロム『コモンズのガバナンス』晃洋書房, 2022年

コモンズのガバナンスの理論分析と実証の本。カリフォルニアの水問題の例が多いが、もともとそこは先住民が住んでいた地域であり本来の「コモンズ」を破壊して作られた社会組織だという視点は欠如している。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
政府でもなく、市場でもない、コモンズの可能性
人びとが共有する資源(コモンズ)の安定的な管理には、政府の介入か私有化しかないという定説に異を唱え、人びとによる自治が着目されるさきがけとなった不朽の名著。2009年ノーベル経済学賞受賞、待望の翻訳!



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