アメリカ核戦略の3本柱(ICBM、戦略爆撃機、原子力潜水艦)の現場のルポルタージュと、オバマ・トランプ・バイデン政権の核戦略に関するインタビュー。ルポルタージュなので読みやすく、この本を通じてアメリカの核戦略について初歩的な知識を身に着けることができる。アメリカ核兵器開発の歴史と「アメリカのヒバクシャ」(アメリカ国内での核兵器開発による放射能被害)についても書かれている。
いままで極秘だったICBM基地内部の取材(内部の写真も掲載されている!)や重要人物へのインタビューは貴重。
出版社ページより紹介を引用
冷戦終結後も核抑止の論理にこだわり続けるのはなぜか。核兵器はどのように「運用」され、どんな課題を抱えているのかーー。長く秘密のベールに包まれてきた核戦力の最前線を訪ね、歴代政府高官や軍関係者など多数のキーマンへの単独インタビューを交えて、「核兵器の近代化」を進める世界最強の核超大国の今を報告する。
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