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2024年1月30日火曜日

【おすすめ度○】宮脇良二『クライメートテック 』日本経済新聞出版, 2023年

気候変動対策に関わるベンチャーの紹介が中心で、クライメートテックの概要とメカニズムや現在のブームとオバマ政権グリーン・ニューディールとの違い、日本がとるべき政策についても述べられている。
 ただし、SMR建設計画が中止になったNuScaleも「注目企業」の一つとしてあげられており(215ページ)、この本の性格上仕方ないとは思うが紹介されている企業は「玉石混交」と思われる。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
脱炭素の潮流が生み出す巨大市場!
 世界の投資はGAFAやSaaS系企業を中心とするIT企業から、カーボンニュートラルを目指すスタートアップ企業群である「クライメートテック」に向かいつつあります。
 しかし、クライメートテックにはこれまでの経済とは異なる力学があり、それを正しく理解しなければ、この波を捉えることは難しいのが実情です。
 本書は日本企業のビジネスマン、投資家、起業家が、クライメートテックの背景と力学を本質から理解した上で、クライメートテックの最新のトレンドを把握することを目的とします。

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