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2024年1月30日火曜日

【おすすめ度◎】手塚洋輔『戦後行政の構造とディレンマ』藤原書店, 2010年

予防接種は、有害物を注射して免疫をつくるものなので、少数例とはいえ被害が発生するのは不可避である。その一方で予防接種をしなければ、防げるはずの病気の蔓延という事態を招く。このようなジレンマに直面した行政はどう対応すべきか、日本の予防接種行政の実態と変遷を踏まえて深く考察した良書。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
保護者、医療関係者、行政関係者、メディア関係者、必読!
占領期に由来する強力な予防接種行政はなぜ「国民任せ」というほど弱体化したのか? 安易な行政理解に基づく「小さな政府」論、「行政改革」論は「行政の責任分担の縮小」という逆説をもたらしかねない。現代の官僚制を捉える最重要の視角。


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