著者は元熊本県庁職員。水俣病の被害者救済について、元県庁職員らしく具体的に書かれている。さらに、水俣病の経験を踏まえて、福島原発事故の被害者救済についても考察されている。
出版社ウェブサイトから紹介を引用
水俣病と福島第一原発事故について、丁寧な分析、解説がなされている研究者、行政職員、市民向けの好著。
本書はいくつかの素朴な疑問から出発している。
第1に、環境被害はなぜ繰り返されるのか、私たちは過去の教訓に何を学んできたのかという問である。
第2に、環境被害はなぜ解決に数十年という長い年月を要するのかという問である。水俣病などの公害事件の多くは今なお解決していない。
福島第一原発事故も同様の道を歩むと予想されているが、一体なぜそのようなことになるのだろうか。
第3に、不意に降りかかる環境被害に対して、私たち市民はどう対処すればよいかという問である。
過去の例を見ても福島第一原発事故を見ても、期待どおりに事は進まない。
私たちは市民として環境被害をどう理解し、どのような行動選択を行うべきなのだろうか。

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