農民、NGOやNPO、公的機関が協力しながら遺伝資源(作物の趣旨)を守る方策について考察する良書。内戦後のルワンダでの農業の再生など切実な主題もある。良書だが古いのでおすすめ度●にした。 内容:遺伝資源と参加型開発をめぐる世界の現状 開発における作物遺伝資源 作物遺伝資源管理のシステムを担うNGO・NPO 作物遺伝資源管理における公的研究機関と農民の共同 ジーンバンクの役割 作物遺伝資源管理と技術協力のパラダイム転換
出版社ウェブサイトから紹介を引用
その多くが農民によって作出・継承されてきた作物遺伝資源は、持続的農業を行なっていくための最大の資産である。これを専門家だけの手にゆだねるのでなく、NPOや農民の参加を含む多様な利用・管理のあり方を提唱する。
作物遺伝資源は持続的農業を行なうための最大の資産であるばかりでなく、緑の革命を実現させるための必要要因でもある。その多くは世界各地の農民によって、それぞれの環境の中でつくりだされ、継承されてきた。
本書は、これを研究者・専門家だけの手にゆだねるのでなく、NGO、NPOや農民の参加を含む利用・管理の多様なあり方を探求・提言している。それは国際協力における「経済開発」至上主義から地元民の参加を通じて人々の能力を高める「人間開発」主義へという国際的潮流に沿っている。

0 件のコメント:
コメントを投稿