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2025年7月10日木曜日

【おすすめ度●】日本貿易会『日本の成長戦略と商社』東洋経済新報, 2014年

商社が、単なる商売だけでなく、ビジネスを通じて世界的な課題の解決にも関与している実例を紹介している。良書だがやや古いのでおすすめ度●にした。 内容:リーマンショック後の世界と日本 世界経済の潮流と課題 日本が抱える課題 総合商社の機能と役割 商社活躍の事例(農林水産業 医療・介護・健康 ICT 再生可能エネルギー インフラ輸出 クールジャパン 開学進出支援 資源 エネルギー 食料 国内インフラ 水資源)

出版社ウェブサイトから紹介を引用
医療、食品、資源・エネルギー、コンテンツビジネスなど、いまや世界を席巻する商社の事業&ビジネスを紹介するとともに、強い日本を取り戻すために何をなすべきかについて商社の視点から提言する。

商社の業界団体である日本貿易会では、2013年度~2014年度の重点事業のひとつとして、わが国の成長戦略の実行において、商社はどのような役割を果たしてゆけるかについて掘り下げていくことを目的として、特別研究会を立ち上げた。研究会においては、まず、わが国を取巻く内外環境を分析し、対処すべき課題を整理したうえで、中長期的な世界経済と日本経済の潮流について考察した。さらに、時代と共に大きく変貌を遂げてきた商社機能の変遷をたどりながら、今後日本が目指してゆく成長戦略の実現に向けて、商社業界が貢献し得るビジネスモデルについて研究し、できる限り、当該ビジネスモデルの各社における具体的な事例を紹介することを主眼とした。総合商社は事業分野が多岐にわたり、ビジネスの手法も複雑化しているため、わかりにくい、といわれることがあるが、本書においては、分野ごとの、具体的な商社のビジネス事例を中心として記述しており、現在の商社活動および商社が目指す未来像について少しでも多くの方にご理解いただければ幸いである。(「はじめに」より抜粋)

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