「企業社会」という視点から日本の高度経済成長期を分析する良書。高度成長期とはどういう時代だったのか掘り下げて考えたいときには、この本を最初に読むのがいいと思う。 内容:企業主義的統合と労働運動(木下武男) 企業社会の成立と教育の競争構造(西本勝美) 日本型社会保障の構造(後藤道夫) 革新自治体(進藤兵) 日米安保体制と沖縄(新崎盛暉)
出版社ウェブサイトより紹介を引用
60年安保を契機に、自民党政治は大きく転換し、経済成長と利益誘導に専念する経済優先の政治が始まった。この時代、社会の側でも働き方、教育や福祉のあり方など、現代になじみの構造が形成された。企業社会に焦点をあて、労使関係の変貌、教育の競争構造、そして革新自治体の登場、沖縄の祖国復帰の明暗などを取り上げ、高度成長時代を読み解く
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