地方財政の全体像が分かる教科書。ただし地方財政危機や財政再建はもう少し掘り下げてもよかったのではないかという気がする。地方財政の理念や制度の基本を踏まえた上で先進的なトピックにも触れられているので(ただし必ずしも掘り下げられてはいない)予備知識が全くない人には少し読みづらいかも。 内容:日本の地方財政 政府間(国-地方)財政関係 経費 予算 地方自治体の収入 地方税 地方交付税 国庫支出金 地方債 地方財政の歴史的展開 持続可能な地域づくりと地方財政 対人社会サービスと地方財政 地方公営企業、第三セクター 地方財政の展望
出版社ページより紹介を引用
社会保障と税の一体改革,地方創生などが推進され,地方自治体の財政も大きな影響を受けている。また,コロナ禍では自治体の役割の大きさが際立った。複雑な制度をわかりやすく解説して好評の地方財政論テキストを,初版刊行後のこれらの変化をふまえて改訂。
(旧版の紹介)
私たちの暮らしを支える身近な存在である地方財政を,具体的な例を交えて生き生きと描き出す。地方財政の理念や制度の基本から,応用的なことまで盛り込み,体系的に学ぶことができる。です・ます調でわかりやすく書かれ,地方財政を学ぶ最初の1冊に最適。
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