著者は元ライオン油脂の技術者責任者で、大規模な爆発事故を経験している。著者自身の経験のみならず、多数の事例を踏まえて技術者のあるべき姿を考察している。福島原発事故や食品安全問題などの事例も取り上げられている。 内容:技術者倫理はなぜ必要か リスクマネジメントとは何か 福島原発事故と技術者 技術者と経営者 説明責任 危機管理 設備変更の管理 事故とヒューマンエラー 製品事故と製造物責任 企業不祥事と技術者の行動 内部告発など
出版社ウェブサイトから紹介を引用
本書は、技術者倫理、リスクマネジメントの教科書であるとともに、事故の発生について深い洞察を加えた啓蒙書です。技術者倫理・リスクマネジメントを学ぶ書籍の中でも、事故・事例などを取り上げ、その対処について具体的に展開するかたちをとっているユニークなものとなっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿