EU各国における遺伝子組み換え作物をめぐる政策と言説のまとめ。やや古いが良書。残念ながら出版社(農林統計出版)が廃業してしまったため、ネット上での情報が少ない。
目次 :
EUにおける「共存」問題:本書のアプローチ
第1部 EUにおけるGMO政策の展開と共存政策(EUにおけるGMO政策の登場:1980年代から2001年まで/ 欧州委員会による共存ガイドラインの提起/ 共存をめぐる研究とその成果)
第2部 各国における共存政策の策定とその経過(EU加盟国における全般的状況/ デンマーク:欧州初となる共存政策の制定/ ポルトガル:民間事業者が大きな役割を果たす共存政策/ オランダ:栽培に慎重なGM飼料依存国/ ドイツ:緑の党による厳しい共存ルール/ フランス:農業大国の苦悩/ その他の諸国:スペイン、イギリス、オーストリア等/ 欧州委員会の方針転換:2010年提案とその帰結)/ 「共存」をめぐる政策形成スタイルと言説
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