『バナナと日本人』のグループによる、問題の掘り下げをした本。本の後半にある国際的なレベルでの消費者運動に関する説明の部分がとても有用。 内容:マルコス政権下のバナナプランテーション 包括的農地改革計画下のバナナプランテーション 多国籍企業の規制 有害製品の国際的規制による多国籍企業の規制 多国籍企業の環境破壊に対する規制 国連多国籍企業行動基準の策定 グローバリゼーションと多国籍企業の規制 国連の機構改編と多国籍企業に対する規制の後退 IOCUの方針転換
版元ドットコムより紹介を引用
鶴見良行氏が名著『バナナと日本人』を出版してから20余年。その後、フィリピンバナナはどうなったか…。本書は多国籍企業の反公共的行為が過去のものではないことを示す。
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