バナナを媒介にして、先進国(日本)と発展途上国(フィリピン)の関係の在り方を問題提起する。14年前の『フィリピンバナナのその後』と比較して、状況がどう変わったのかを確認するのも興味深い。 内容:意外と知らないバナナの話 ミンダナオ島で輸出用バナナが作られるようになるまで バナナ栽培に関わる企業と人々 高地栽培バナナの発見と山間部の変化 バナナ産業で働く人々の現実 労働者の闘い バナナ栽培と農薬 農薬空中散布問題 多国籍アグリビジネスの再編と新たな「規制」枠組み バナナのサプライチェーン エシカルな食べ方
出版社ページより紹介を引用
「日本人がもっとも多く食べている果物バナナ。安さの一方で、主な輸入先のフィリピン・ミンダナオ島では、農薬の空中散布による健康被害や不公正な多国籍企業の活動が目立つ。栽培・流通の知られざる現状を調査に基づいて詳細に描き、エシカルな消費の在り方を問いかける。」
なお、PARCによるこの本の動画販もある。サンプル動画↓
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/banana_new.html
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