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2023年8月6日日曜日

【おすすめ度☆】いのうえせつこ『ウサギと化学兵器 日本の毒ガス兵器開発と戦後』花伝社, 2020年

相模海軍工廠(神奈川県寒川町)、大久野島、陸軍登戸研究所と731部隊、中国大陸での日本遺棄化学兵器問題などのルポルタージュ。率直にいえば突っ込んだ取材はされていないが、そういう本の方がかえって読みやすい人もいるだろう。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
アジア太平洋戦争末期、父が連れ帰った一羽のかわいいウサギ。
「セッコのウサギ」と名付けられるものの、ある朝突然姿を消してしまう……
「私のウサギを返して!」
戦時下に消えたウサギを追いかけるうち、
思いがけず戦前日本の化学兵器開発とその傷痕を辿ることに――
知られざる化学兵器開発の「その後」と、現代にまで及ぶ被害の実相



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