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2023年8月2日水曜日

【おすすめ度●】週刊ダイヤモンド取材班『神戸・都市経営の崩壊 いつまで山を削り海を埋め立て続けるのか』ダイヤモンド社, 2001年

かつて「都市経営」の模範だった神戸市が、震災と神戸新空港の失敗によって混乱に陥っている状況を描いている。古い本だが「都市経営」とは何だったのか知りたい人におすすめ。なお神戸市の都市経営がうまく行っていた(ように見えていた)時代に、それを紹介する本としては今給黎久『株式会社神戸市はいま』オーエス出版社, 1987年がよい。

紀伊國屋書店ウェブサイトから紹介を引用
バブル崩壊後も大規模開発を続け、財政破綻状態にある神戸市。なぜ、方向転換しないのか。岐路に立つ神戸を追う。
かつては「都市経営の教科書」と絶賛された神戸市。だが、バブル崩壊後も大規模な土地造成を続け、大量の不良資産と市債を抱える事態となっている。にもかかわらず、空港建設に邁進するその姿は、まるで制御不能となった巨大戦艦のようだ。継続か転換か―岐路に立つ神戸市を追う。

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