昆虫食文化の紹介。本の初めに昆虫料理の写真が多数出てくるが、そこで読むのを挫折する人が多いと思う。
出版社ウェブサイトから紹介を引用
人類にとって究極の伝統食材、それが昆虫。世界の昆虫食の現状を紹介するほか、嫌いな人の心理や食料としての可能性、さらには食育まで、昆虫食のあらゆることを深く楽しく追究する! 子供の頃には身近でも、大人になってしまうと、「うっ」と思う人が多くなってしまうのが昆虫である。しかし、よくよく考えてみれば、昆虫は人類が人類になる前から食べてきた「究極の伝統食」。日本でも、イナゴの佃煮やハチの子、ザザムシなどが地域によってはよく食べられているし、世界を見渡せば、それこそ、日本では食べられていないタガメやゴキブリなども食されている。本書では、そうした世界で食べられている昆虫の紹介のほか、「食材としての昆虫」の可能性を新たに追究していく。例えば、味覚センサーにかけてみると、ハチの子はうなぎに、セミはナッツによく似ているという結果が実際に出ている。さらには、どうやったら「おいしく食べられるか」といった、料理の研究にまで、一歩、踏み込んでいく。
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