大学の自治(白井聡)、地域の自治(岸本聡子(現杉並区長)、水道を例にして)、科学の自治(市民科学、木村あや)、農民の自治(藤原辰史)など面白い論文を集めた本だが、必ずしも「コモンの自治」という本の題名とあってないようにみえる章もある。
なお、今「自治」を論じるときに最も重要と思われる職場(労働)における労働者の自治がテーマに入っていない。労働を変えて人々を長時間労働から解放して、人々が「自由な時間」を持てるようにしないと、社会を変えることは難しいのではないか。
出版社ウェブサイトから紹介を引用
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