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2023年7月5日水曜日

【おすすめ度○】諸永裕司『消された水汚染 「永遠の化学物質」PFOS・PFOAの死角』平凡社新書, 2021年

多摩地区と沖縄のPFOS/PFAS汚染問題、日米地域協定の問題点など。地下水汚染の原因究明は困難であり、この本では在日米軍の横田基地が多摩地区の地下水汚染の汚染原因である可能性を示しているが、立証はできていない。

出版社ページより紹介を引用
「永遠の化学物質」有機フッ素化合物によって東京の地下水が汚染されていた。健康被害は、汚染源は。その真相に迫る執念の調査報道。
フライパンや防水スプレー、半導体、泡消火剤など、多岐にわたる用途で使われる有機フッ素化合物。発がん性が指摘され、世界では規制の波が押し寄せる。
そんな便利で厄介な物質によって、東京・多摩地区の一部の地下水と飲み水が汚染されていた。
住民に健康影響はあるのか。見えざる汚染源を追跡する過程で露わになったこの国の姿とは。



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