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2023年1月8日日曜日

【おすすめ度●】原子力空母横須賀母港化を許さない全国連絡会編『東京湾の原子力空母』新泉社, 2008年

2008年にアメリカ軍の原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に配備されるときの反対運動の取り組み(現在は横須賀に配備されている原子力空母はロナルド・レーガンに交代している)。ジョージ・ワシントン、ロナルド・レーガンともに熱出力で110万キロワットという、小規模な原子力発電所に匹敵する出力がある。そのような規模の原子炉が、日本政府による安全審査を全く受けないまま、人口密集地である横須賀に配備されていることは、もっと周知されてよい。 内容:なぜ横須賀に原子力空母なのか 空母原子炉の特性と危険性 大地震と原子力事故 母港化をやめさせるには

出版社ページより紹介を引用「熱出力60万キロワットの原子炉を2基搭載した原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に配備される。日本政府は「原子力空母の安全性は保証されている」として合意したが、原子力艦船の事故は実際に起こっており、しかも横須賀がある三浦半島は日本列島のなかでも主要な活断層が走る地域だ。空母原子炉の危険性、原子力事故が起きた場合の被害を解説し、母港化をやめさせるための地元市民の活動を紹介する。
 2008年9月、横須賀米軍基地に原子力空母ジョージ・ワシントンが配備される。搭載されている2つの原子炉は軍事機密のなかで安全審査もなく、安全性が疑問視されている。横須賀の活断層問題、浦賀水道の過密航路問題などを含めて、この原子炉の情報と危険性をわかりやすく解説する。」


google mapより、横須賀に駐留する原子力空母「ロナルド・レーガン」



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