【注意】2023年7月時点で、統一教会について知りたいのであれば、この本より櫻井義秀『統一教会』中公新書, 2023年の方がいいです。
統一教会の問題を中心にして、創価学会やフランス・アメリカの状況についても言及している。この問題の手ごろな入門書。内容:統一教会による被害とそれを生んだ要因 統一教会と政府・自民党の癒着 自公連立政権と創価学会 フランスのライシテとセクト規制 アメリカにおける政教分離国家と宗教的市民 統一教会問題と公共空間の危機
出版社ページより紹介を引用
統一教会問題と危機に直面する公共空間
「政治と宗教」の問題をめぐる緊急出版。国際的視野からの比較も含めて、公共空間の危機を捉え直す。
元首相銃殺事件と「国葬」が呼び起こした「政治と宗教」の問題をめぐっての緊急出版。統一教会と政治家の協力関係の歴史、右派的主張をもつ宗教勢力の影響力増大、創価学会の変遷と自公連立政権の誕生、フランスのライシテとカルト規制、アメリカの政治と宗教右派など、公共空間が直面している現在の危機を多角的に考察する。
※実は、統一教会に協力している大学教員はたくさんいるのだが、この本では、大学教員と統一強化の関連については全く触れられていない。CiNii(国立情報学研究所学術情報ナビゲータ[サイニィ])で、統一教会関連断端が出している雑誌を検索すれば、統一教会に協力しているかどうかを(ある程度)判断できる。
○統一教会関連団体が発行している雑誌
・勝共連合→『世界思想:平和大使運動を推進するオピニオン情報誌』 ※「世界思想」は、世界思想社が発行している統一教会とは無関係の雑誌もある
・平和政策研究所→『世界平和研究』
0 件のコメント:
コメントを投稿