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2022年12月23日金曜日

【おすすめ度◎】谷山博史編著『「積極的平和主義」は、紛争地になにをもたらすか』合同出版, 2015年

NGOが経験してきた紛争現場の現実を踏まえ、第2次世界大戦後に国外で「日本軍」が一人も殺していない日本にはどこの国にも果たせない役割があることを主張している 内容:アフガニスタン イラク 南スーダン カンボジア ソマリア 紛争現場の現実を無視した自衛隊派遣の危険性 作られる戦争と人道支援

紀伊國屋書店ウェブサイトより紹介を引用
戦争や紛争は、武力では決して解決できない。
安倍首相は「紛争地の日本人を自衛隊で守る」と言うが、それが決して出来ない理由を、紛争地で人道支援活動をしてきたNGOが、具体的な事例で明らかにする。
平和憲法が、日本の武力行使を許してこなかったからこそ、紛争地で日本人は現地の人々から厚い信頼を得て、危険な時にも協力してくれる関係ができていた。
現政権の積極的平和主義の間違いが、よく理解できる本。


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