気候変動の国際政治の最新動向がわかる重要な本。本の(宣伝用の)題名から受ける印象とは異なり堅実な内容。 内容:アメリカの京都議定書・パリ協定をめぐる揺らぎ パリ協定の成立プロセス 国境炭素調整とグリーン貿易戦争 金融と気候変動のグローバルガバナンス エネルギーの脱炭素化と世界の分断など
出版社ウェブサイトから紹介を引用
人類共通の課題、気候変動。各国はこれを解決すべく、温室効果ガスの排出削減を目標に掲げ2015年にパリ協定に合意した。しかし17年、トランプ米大統領が協定脱退を宣言。中国やインドなど新興国が条件闘争をはじめ、国際協調が動揺している。本書は米国、欧州、新興国の利害が錯綜する政治力学を、産業、貿易、金融、エネルギーの観点から解き明かす。激しい国家間対立の終結を目指して、世界、日本が進むべき道とは。
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