生命科学の進歩が医療にもタラいている問題を取り扱っている。 内容:賀建奎によるゲノム編集人体実験問題 胚保存をめぐる動向 体外受精と卵子・精子の譲渡 ミトコンドリア遺伝子の制御 生殖あるいはセックスとは 命の選別 「生命倫理」という弁解あるいは虚構・幻想 各国の動向など
出版社ウェブサイトから紹介を引用
いま、私たちが語るべき“希望”とは――。
30年以上にわたり「命」を見つめてきた産婦人科医が問う、真の多様性。
2020年のノーベル化学賞受賞により改めて注目された「ゲノム編集」。
とくに、医療面における治療技術の開発は現実的かつ切実な願いであることは間違いありません。
しかし、ゲノムについて臨床現場から発信されている一般書はほとんどなく、なかでも生殖医療とゲノム編集のかかわりについては議論が避けられがちというのが実情です。
本書では、生殖医療の最前線に携わる産婦人科医であり生殖内分泌学者の著者が、今、私たちに問われている「ゲノム」の意味を思索。
これまでの研究やデータを紐解くとともに、自ら世界中の専門家にインタビューし、その対話をヒントにゲノム編集と私たちの未来をどう理解すべきか、エッセイ調の筆致でわかりやすく解説します。
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