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2023年6月21日水曜日

【おすすめ度○】門奈弘己『化学災害』緑風出版, 2015年

近年開発された化学物質が原因となって発生する災害を「化学災害」と名付け、化学災害の事例を「工場・倉庫その他の施設(セベソ、ボパール、国内工場での爆発など)」、「自然災害」、「輸送中の事故」、「住宅内での化学災害」に分類し、それぞれの安全対策を考察する本。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
化学災害とは、化学物質が大きく関わっている爆発や火災、漏えいなどの事故のことである。大きな化学災害として、イタリアのセベソ事故やインドのボパール事故が有名である。最近では、中国でも度々起きている。だが、化学災害は工場だけではない。道路や住宅での火災も、化学物質がからんでいる場合が多い。便利で快適な暮らしは、石油などの化学物質に負うところが大きい。本書は、様々な化学災害を例に取り、いかに身近に危険がひそんでいるか、どうすれば避けられるかを考える。



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