2022年6月17日の最高裁判決の批判を中心にして、福島原発事故訴訟の現状を解説する本。
出版社ウェブサイトから紹介を引用
福島原発事故は、単なる自然災害ではなく、政府の規制権限不行使や電力会社の対策不備が引き起こした人災であり、公害事件である。
原発事故に対する国の責任を否定した6.17最高裁判決は、本来論ずるべき点を「スルー」した「杜撰」で「政治的」なものであった。それがお墨付きとなり、現在の原発回帰政策の進展へとつながっている。
国の取るべき責任、判決の問題点、司法の役割、原発回帰政策などを問い直す。
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