政治に関する基本的なポイントを簡潔明瞭に説明している教科書。物事の見方がやや単純化されすぎではないか?と感じる点もなくはないが、細かいことまで正確に説明しようとすると説明が過度に複雑になってわかりにくくなってしまうので、ある程度まで単純化されるのはやむをえない。この本は「わかりやすさ」と「正確さ・複雑さ」のバランスが取れていると思う。
内容:
・政治学入門と政治のキーワード(政治とは何か、権力・影響力・権威、国家の必要性とリスク、立憲主義、政府機構、政治参加・政党・有権者、民主主義、保守とリベラル、公共性、政治的リーダーシップ、国際関係と国際政治、戦争と平和、安全保障と軍事力)
・日本政治の基礎知識(政府と国会、政党・選挙と政治参加、内閣と行政、地方自治、政治の理念と座標軸)
・民主主義とポピュリズム 日本の選挙と政党システム 改憲の争点と政治過程
出版社ページより紹介を引用
日本政治を捉えるためのガイドブック。基礎知識を丁寧に概説したうえで、政治的争点につき賛否両論をわかりやすく整理のうえ概説する。政治の基礎を学ぶための「政治学入門」36頁を新たに追加。
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