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2024年12月18日水曜日

【おすすめ度○】ポール・A・オフィット『疫禍動乱』日経ナショナルジオグラフィック, 2024年

著者は著名なワクチン研究者。反ワクチン運動など、反科学的な運動がアメリカの新型コロナ対策を混乱させていることを分析している。世界最高の先進国であるはずのアメリカにおいて反ワクチン運動のような反科学運動がまん延しているのには驚かされる。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
世界トップクラスのワクチン学者が語る、Covid-19の陰謀・真実・未来
 あのときに感じていた違和感、モヤモヤ。今なお残る疑念。4年間にわたる一連の出来事は、結局、何だったのか。
 世界トップクラスのワクチン学者、そしてパンデミック対策の中枢にいた著者が、混乱の裏で起きていた出来事の真相を徹底的に調べ上げ、しこりのように残っていたモヤモヤを解消し、パンデミックを総括する。
 FDAワクチン諮問委員会のメンバーとして、またCDCの予防接種実施諮問委員会の元メンバーとして、オフィットは何億人もの人々に影響を与える政策の立案に立ち会ってきた。本書では、私たちがかつて何に惑わされ、今どこにいるのか、そしてこの病気との終わらない戦いの中でどこへ向かおうとしているのかを、最前線に立つ者の視点から語る。
 本書には今後、感染症と付き合っていくために知っておくべきことがすべて含まれている。現実的な分析と賢明なアドバイスに満ちた本書は、新たな常態に対する新たな解決策を見出すことに関心のあるすべての人のための一冊である。


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