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2024年8月7日水曜日

【おすすめ度○】ピーター・ピオット『エイズは終わっていない』慶応義塾大学出版会, 2019年

エイズ薬の開発により先進国においては「治る病気」になったエイズだが、エイズ薬は高価であり発展途上国においては決して終わっていない。エイズの問題を世界的な経済格差と関係づけて理解する良書。 内容:地球規模のAIDS拡大 HIV感染者数の推計 社会的立場とAIDS アフリカ南部の高度地域流行 女性の権利とAIDS 国際政治課題としてのAIDS 国境を超えた新たな市民社会の運動 治療を受ける権利 エイズ治療薬と特許 コンビネーション予防 エイズの経済学 人権の重要性 長期的な展望

出版社ウェブサイトから紹介を引用
▼元UNAIDS事務局長による、エイズ終結への道筋を語る講義録。
▼科学と政治は、グローバルな課題であるエイズにどう対処すべきか。

いまも毎日約5,000人がHIV に感染し、約3,000人が死亡しているエイズ。その終結に向けて、科学と政治はどう関わり、どう向き合うべきなのか。流行初期からエイズ問題と対峙してきた、科学者・臨床医・元UNAIDS 事務局長でもある著者が、パリのコレージュ・ド・フランスで行った講義録の邦訳。

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