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2022年12月23日金曜日

【おすすめ度◎】石山徳子『「犠牲区域」のアメリカ』岩波書店, 2020年

アメリカ先住民居住区での放射性廃棄物問題を中心的な題材として、アメリカの環境正義と先住民問題を扱っている。この問題が、「単純な二項対立でない」ことを強調している。

出版社ページから紹介を引用
核開発を牽引する「偉大な国」で、安全保障や経済発展のために犠牲にされ、環境汚染の最前線で生きるアメリカ先住民の人びと。「最大多数の幸福」を名目に、いかに彼らの存在が不可視化されてきたか。セトラー・コロニアリズムによる支配の構造と、それに対する粘り強い抵抗の歩みを、長年の調査をもとに描き出す。


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