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2023年5月9日火曜日

【おすすめ度◎】須田桃子『合成生物学の衝撃』文藝春秋, 2018年

やや古いが(といっても出版からたった4年しかたっていないのだが!)、アメリカでの最先端の生物学研究の状況、特にその軍との関係のルポルタージュ。 内容:生物学を工学化する 人工生命体プロジェクト 究極の遺伝子編集技術 遺伝子ドライブ 旧ソ連の生物兵器開発 アメリカ国防総省DARPAの生物科学研究 科学者と軍事 ベンターの人工細胞プロジェクト

出版社ウェブサイトから紹介を引用
〈人類は、人工的にヒトを作り出す技術を手にした!〉
新型コロナウイルスへの切り札、「mRNAワクチン」ってなに?
ノーベル化学賞を受賞したゲノム編集技術「CRISPR?Cas9」(クリスパー・キャスナイン)。なにがすごい?
遺伝子改変したヒト受精卵から双子を誕生させた中国の研究者はなぜ有罪に?

――答えはすべて本書にある。
いま注目の「合成生物学」とは何か?
生命の設計図であるゲノムをデジタルデータとして読み取り、改変することを可能にした「合成生物学」。この技術によって、伝染上の撲滅や新薬開発、砂漠の緑地化といった様々な利益が期待される一方、未曾有の破壊的生物兵器など軍事転用の危険もある。
さらに、ある天才科学者によって、自然に存在しない人工生命体が誕生した!

ヒトを人工的に作り出す――。それはもはや夢物語ではない。
『捏造の科学者』で大宅賞を受賞した著者による、現代人必読の科学ノンフィクション。


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