「なぜ、世界の中で日本だけ、夫婦別姓が認められないのか?」(現在、夫婦が必ず同じ姓を名乗らなければならないことを法律で定めているのは世界の中で日本のみ。日本以外の全ての国が夫婦が別の姓を名乗ることを認めている。)ということに疑問を持った人は、この本を読めばその疑問の答えの「一部」がわかる。ただし、この本は題名通り日本会議を「主人公」にした本だけど、日本会議だけが政治に影響を及ぼしているわけではないという点は注意が必要。この本に書かれていることで、全てがわかったつもりになってはいけない。 内容:安倍政権と日本会議のつながり 日本会議の人脈と組織 日本会議の「精神」:戦前・戦中を手本とする価値観 安倍政権が目指す方向性:教育・家族・歴史認識・靖国神社 日本会議はなぜ「日本国憲法」を憎むのか
出版社ウェブサイトから紹介を引用
安倍政権と日本会議は、なぜ「日本国憲法」を憎むのか。
欧米メディアが「日本最大の右翼組織」と報じる日本会議。安倍政権の閣僚の半数以上が日本会議と直接的につながる議員団体に属するなか、日本の大手新聞・テレビは両者の関連性をほぼ報じてこなかった。
本書では日本会議の“肉体”(人脈・組織)と“精神”(戦前戦中を手本とする価値観)、教育や靖国をめぐるその“運動”を詳説し、日本会議と安倍政権が改憲へと傾倒する動機が、かつて日本を戦争に導いた国家神道を拠り所とする戦前回帰への道筋にあることを指摘。気鋭の歴史研究家が日本会議を近視眼的な“点”ではなく、史実をふまえた“線”としての文脈から読み解く、同組織の核心に触れるための必読書である。
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