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2022年7月1日金曜日

【おすすめ度◎】北原克宣・安藤光義 編著『多国籍アグリビジネスと農業・食料支配』明石書店, 2016年

やや古い本だが、グローバル化のもとでの農業経済学の論点を鋭く取り上げている。(詳細内容)米国におけるアグロフュエル・ブーム下のコーンエタノール・ビジネスと穀作農業構造の現局面 ブラジルにおける多国籍アグリビジネスの展開と農業構造の変化 多国籍アグリビジネスの事業展開と日本農業の変化 新自由主義的制度改革とレジスタンス バイオテクノロジーと知的財産権 植物遺伝資源の利用と独占の現段階 農業・食料の「金融化」と対抗軸構築上の課題 資本による農業包摂の現段階

出版社ページより紹介を引用
本書は、農業におけるグローバリゼーションの進展に伴う「多国籍アグリビジネス」の諸相を種々の角度から分析した意欲的論考を集めた。今日の農業問題は食糧、エネルギー、環境、遺伝子技術などかつてない広がりをもっており、その学術的究明を試みる。

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