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2023年8月30日水曜日

【おすすめ度○】山中美智子・玉井真理子・坂井律子『出生前診断 受ける受けない誰が決めるの? 遺伝相談の歴史に学ぶ』生活書院, 2017年

「出生前診断」とは、妊娠中に、検査によって胎児に障害があるかどうかを判定する検査のこと。検査で胎児に障害が見つかると中絶する場合も少なくない。実際に遺伝カウンセリングに関わっている著者たちによる、出生前検査に関するさまざまな考察の本。 内容:日本の遺伝カウセリングの歴史と出生前検査 出生前診断について考えたいこと 「自己決定」の落とし穴


出版社ウェブサイトから紹介を引用
出生前診断を議論するとき金科玉条のように語られる「遺伝カウンセリングの充実」。
しかし、その内容はきちんと検証されてきただろうか?
検査のための手続きになってはいないだろうか?
長年にわたり遺伝カウンセリングを実践し、そのあり方を模索してきた先人たちに学び、技術ばかりが進展する出生前診断とどう向き合うかを、立ち止まって考える。

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