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2022年8月11日木曜日

【おすすめ度☆】川北稔『砂糖の世界史』岩波ジュニア新書, 1996年

砂糖というモノを話の中心にして、植民地でのサトウキビ栽培、労働力としての奴隷貿易、砂糖生産の増加と価格低下のヨーロッパへの影響(人々のライフスタイルの変化)など、世界システムの近代史を読み解く良書。

出版社ページより紹介を引用
茶や綿織物とならんで歴史を動かしてきた「世界商品」砂糖にスポットをあて,近代史の流れをいきいきと描く.
茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖.この,甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて,近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く.大航海時代,植民地,プランテーション,奴隷制度,三角貿易,産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって,いきいきと動き出すかのよう.世界史Aを学ぶ人は必読!


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