カーボンニュートラルに関する法規制を弁護士の立場から分析した本。著者が弁護士なので、法律に関するかなり専門的な内容。 内容:再エネ電力 カーボン・クレジット 水素とアンモニア カーボンニュートラルに関する訴訟 電気事業 不動産・インフラビジネス 企業情報開示 ファイナンス取引など。
本のおすすめを中心にして、学生のみなさんに役立ちそうな情報を書きます。※このブログで紹介している本はいずれも良書ですが、ここで紹介していない良書もたくさんありますので、これから順次増やしていきます。 【おすすめ度】 ◎=特におすすめ ☆=初学者向けに良い本(教科書や入門書) ○=読む価値が高い本 ●=そのテーマに関心が高い人向け。専門性が高く一般向けではない本と、良書だけど内容が古くなっている本。
注目の投稿
【まとめ】このブログ全体のまとめです。
紹介する本が増えてきたのでまとめます。 【テーマ別一覧】 気候変動問題に関する本 公害問題と食の安全に関する本 医療や生命、バイオテクノロジーなどに関する本 地域づくりと地方自治に関する本 水問題(水資源、上下水道、水汚染、治水など)に関する本 原子力と核兵器に関する本 陰謀論、...
2025年10月26日日曜日
【おすすめ度●】長島・大野・恒松法律事務所カーボンニュートラル・プラクティスチーム『カーボンニュートラル法務 第2版』金融財政事情研究会, 2025年
【おすすめ度○】佐原徹哉『極右インターナショナリズムの時代』有志舎, 2025年
ノルウェーで大量殺人事件を起こしたアンネシュ・ブレイヴィクの思想や、ヨーロッパ特にヨーロッパでの極右運動の分析など。「極右」ではないがイスラム教系のジハード主義の問題点も詳しく書かれている。
2025年10月18日土曜日
【おすすめ度○】加藤喜之『福音派』中公新書, 2025年
アメリカにおけるキリスト教の一派である「福音派」の歴史と、その政治的影響力の分析。正確に理解しがたいのだが、福音派とは、「イエス・キリストが間もなく再臨し、キリストの再臨の時にはキリストを信じる者は空中に『携挙』されるが、信じない者たちは地上に残されて患難に苦しめられる」というような荒唐無稽な(この本でも荒唐無稽と書かれている)終末論を信じている人たちのことらしい。驚くべきことに、アメリカにはそういう人が数多く存在し、歴代の大統領をはじめとする有力政治家たちと協力関係をもって強い政治的影響力を発揮しているらしい。
2025年10月13日月曜日
【おすすめ度○】P・ルクーター, J・バーサレン『スパイス、爆薬、医薬品 世界史を変えた17の化学物質』中央公論新社, 2011年
スパイス、爆薬、医薬品などの化学物質が、人々の生活や社会をどのように変えたのかに関するエッセイ集。それらの化学物質は最初は主に自然界の植物から得られたが、ヨーロッパ人による世界の植民地化が進められる目的の一つは、それらの化学物質をつくる植物の生息地を確保することであった。有用化学物質が得られる植民地を確保した国はそれを独占しようとする一方で、それをもたない国は人工的に合成しようとしたり代替品の開発に力を入れる。そうやって化学が発展してきたことが読み取れる。また一方でヨーロッパによる世界の植民地化の意味を理解するための一つの手がかりにもなる。取り上げられている物質はスパイス類、アスコルビン酸(ビタミンC)、グルコース、セルロース、ニトロ化合物(爆薬)、シルクとナイロン、フェノール(消毒薬)、イソプレン(ゴム)、染料、医薬品、麻薬、ニコチン、カフェイン、オレイン酸(オリーブ油)、塩、有機塩素化合物、マラリアと化学物質。
2025年10月5日日曜日
【おすすめ度○】吉田敦『アフリカ経済の真実』ちくま新書, 2020年
アフリカの資源開発と紛争の分析。豊かな資源に恵まれていることが、かえって紛争の原因になり、人々を苦しめているメカニズムを明らかにする。 内容:アフリカの紛争をどのように捉えるか 混迷するサヘル トゥアレグ イスラーム急進勢力の拡大 マダガスカル アルジェリアと「資源の呪い」 紛争ダイヤモンド アフリカの農地収奪 モブツ政権とコンゴなど




