LCA、地域産業連関表、廃棄物産業連関表など、地域分析のツールを紹介する本。社会的価値の「見える化」に過度にこだわると、「見えないもの」が無視されるようになるという弊害もあるが、それでも「見える化」の手法について知っておくことは意味がある。
本のおすすめを中心にして、学生のみなさんに役立ちそうな情報を書きます。※このブログで紹介している本はいずれも良書ですが、ここで紹介していない良書もたくさんありますので、これから順次増やしていきます。 【おすすめ度】 ◎=特におすすめ ☆=初学者向けに良い本(教科書や入門書) ○=読む価値が高い本 ●=そのテーマに関心が高い人向け。専門性が高く一般向けではない本と、良書だけど内容が古くなっている本。
注目の投稿
【まとめ】このブログ全体のまとめです。
紹介する本が増えてきたのでまとめます。 【テーマ別一覧】 気候変動問題に関する本 公害問題と食の安全に関する本 医療や生命、バイオテクノロジーなどに関する本 地域づくりと地方自治に関する本 水問題(水資源、上下水道、水汚染、治水など)に関する本 原子力と核兵器に関する本 陰謀論、...
2026年2月26日木曜日
【おすすめ度☆】枝廣淳子『社会の価値の測り方』岩波新書, 2026年
【おすすめ度●】鶴見太郎『シオニズム』岩波新書, 2025年
イスラエル、特に現在のネタニヤフ首相を含めて長期にわたってイスラエルでの首相を輩出してきた「リクード」党を指導してきた基本思想が「シオニズム」である。この本は、シオニズムの歴史と、現代のイスラエルでのシオニズムの役割について分析している。
2026年2月13日金曜日
【おすすめ度○】大江徹男, 坂内久『サスティナブル社会とエネルギー』日本経済評論社, 2025年
バイオガス発電を中心とした、再生可能エネルギーに関する研究。 原子力発電の問題点 再生可能エネルギーのポテンシャル バイオガス発電(酪農・農山村・都市部) 都市における地域熱供給と省エネルギー 輸送用燃料の削減とモーダルシフトなど
【おすすめ度○】矢作弘『社会主義都市ニューヨークの誕生』学芸出版社, 2026年
ニューヨークでの「社会主義者」マムダニ市長誕生の背景(過剰な富裕化=ジェントリフィケーションが引き起こした一般住民の生活困難) 「セレブな社会主義者」としてのマムダニ市長の紹介 アメリカの社会主義とDSA(Democratic Socialists of America)の歴史 他市におけるDSA系市長の取り組み(ミルウォーキーなど) 富裕層への課税強化によって富裕層が都市から逃げ出すか など
2026年2月4日水曜日
【おすすめ度●】デロイトトーマツ紛争鉱物対応チーム『ここが知りたい 米国紛争鉱物規制 サプライヤー企業のための対策ガイド』日刊工業新聞社, 2013年
コンゴ民主共和国は豊富な鉱物資源に恵まれた国であるが、同時に紛争が多発し、重大な人権侵害が起きている国である(まさに豊富な地下資源の奪い合いが、紛争が発生する主要な原因になっている)。鉱物の採掘に関しても、労働者を奴隷のような劣悪な条件で働かせて利益を搾取することが問題視されている。このような人権侵害問題に対応するため、アメリカではコンゴ民主共和国をはじめとする人権侵害が深刻な国からの鉱物の輸入に規制をしている。本書は実務家によるアメリカの紛争鉱物規制のしくみの概説書である。
【おすすめ度●】今井照『自治体は何のためにあるのか <地域活性化>を問い直す』岩波新書, 2025年
福島県国見町の救急車リース事業などの具体的な事例を踏まえて、「地方分権改革」後に国による地方自治体の統制が逆に強化されて、国主導の「地域活性化」「地域創生」事業が地方に押し付けられている現実や、それ等の事業が引き起こしたコンサルタントの地方行政介入などのさまざまな問題を分析する本。





