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2026年4月25日土曜日

【おすすめ度☆】富田正樹『疑いながら信じてる50 新型キリスト教入門その1』ヨベル, 2023年・富田正樹『戸惑いながら信じてる50 新型キリスト教入門その2』ヨベル, 2026年

リベラル・クリスチャンによるキリスト教の入門者向けエッセイ集。ここで「リベラル・クリスチャン」とは、イエス・キリストを社会的弱者(貧困者、病人、障害者、女性など)を救うために活動した社会運動家として理解するキリスト教の潮流。
 本書はリベラル・クリスチャンの潮流に従って書かれているが、必ずしもキリスト教全体がリベラルなわけではなく、リベラル・クリスチャンはキリスト教のなかではむしろ少数派である。ただしキリスト教徒でない人にとっては、「進化論否定」のような狂信的な面もある伝統的なキリスト教よりも、思考方式が合理的で近代社会的な価値観を共有しているリベラル・クリスチャンの方が理解しやすいだろう。

出版社ウェブサイトから紹介を引用
『疑いながら信じてる50』
私は疑いながら信じています。キリスト教を信じる人たち(クリスチャン)の中には疑いなど全く抱かずに、まるっきり無邪気に信じ込んでしまっている人がいます。
それはそれで結構……どう展開する?!
 私がここで書いていることが、日本のプロテスタント教会の代表的な、あるいは公式見解であるとも思わないでください。キリスト教の世界は海のように広いのです。その広い海に浮かぶ島の数だけあるような、様々な考え方の中で、何が本当に正しいのかなどわかりません。ですから、「これも数ある考え方のひとつなのだな」と受け止めていただけるとありがたいです。……ガチガチに凝り固まった「唯一の」「正しい」教義に疑問を感じている人には、きっと興味深いものになるはずです。どうぞ、「疑いながら信じる」ひとりのクリスチャンの頭の中へとお入りください。

『戸惑いながら信じてる50』
格調は低く、ハードルと ココロザシは、いや増しに高く!
聖書が書かれた時代、戦争、暴力、搾取、差別etc.の話題はてんこ盛り。でも原発、臓器移植、デザイナー・ベビーetc.についての言及はナッシング。現代のクリスチャンは社会の諸問題に聖書からの直接の回答を得ることができない。どうしたらいいか。このさらなる難題に牧師とみティが挑んだ第2弾!

キリスト教では……

原発はどうなのか?
キリスト教的に見て、原発には道徳的・倫理的に問題があるのです。原発が「安全神話」というウソの上に成り立っているという点、もうひとつは、原発が差別の上に成り立っているという点です。

自死はどうなのか?
自死は必ずしも亡くなった本人の自己責任とは言えません。自分の置かれた場所が苦しすぎるという「状況に殺された」面があるのですから、「本人の罪だ」と決めつけるのは理不尽です。

セックスワークはどうなのか?
イエス自身、セックスワーカーの味方でした。積極的に、「汚れている」と言われていた人の友だちになっていたイエス。ですから、クリスチャンがセックスワーカーを毛嫌いなんて全くのお門違いです。

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