リベラル・クリスチャンによるキリスト教の入門者向けエッセイ集。ここで「リベラル・クリスチャン」とは、イエス・キリストを社会的弱者(貧困者、病人、障害者、女性など)を救うために活動した社会運動家として理解するキリスト教の潮流。
本書はリベラル・クリスチャンの潮流に従って書かれているが、必ずしもキリスト教全体がリベラルなわけではなく、リベラル・クリスチャンはキリスト教のなかではむしろ少数派である。ただしキリスト教徒でない人にとっては、「進化論否定」のような狂信的な面もある伝統的なキリスト教よりも、思考方式が合理的で近代社会的な価値観を共有しているリベラル・クリスチャンの方が理解しやすいだろう。
出版社ウェブサイトから紹介を引用
私は疑いながら信じています。キリスト教を信じる人たち(クリスチャン)の中には疑いなど全く抱かずに、まるっきり無邪気に信じ込んでしまっている人がいます。
それはそれで結構……どう展開する?!
私がここで書いていることが、日本のプロテスタント教会の代表的な、あるいは公式見解であるとも思わないでください。キリスト教の世界は海のように広いのです。その広い海に浮かぶ島の数だけあるような、様々な考え方の中で、何が本当に正しいのかなどわかりません。ですから、「これも数ある考え方のひとつなのだな」と受け止めていただけるとありがたいです。……ガチガチに凝り固まった「唯一の」「正しい」教義に疑問を感じている人には、きっと興味深いものになるはずです。どうぞ、「疑いながら信じる」ひとりのクリスチャンの頭の中へとお入りください。

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