農民、NGOやNPO、公的機関が協力しながら遺伝資源(作物の趣旨)を守る方策について考察する良書。内戦後のルワンダでの農業の再生など切実な主題もある。良書だが古いのでおすすめ度●にした。 内容:遺伝資源と参加型開発をめぐる世界の現状 開発における作物遺伝資源 作物遺伝資源管理のシステムを担うNGO・NPO 作物遺伝資源管理における公的研究機関と農民の共同 ジーンバンクの役割 作物遺伝資源管理と技術協力のパラダイム転換
本のおすすめを中心にして、学生のみなさんに役立ちそうな情報を書きます。※このブログで紹介している本はいずれも良書ですが、ここで紹介していない良書もたくさんありますので、これから順次増やしていきます。 【おすすめ度】 ◎=特におすすめ ☆=初学者向けに良い本(教科書や入門書) ○=読む価値が高い本 ●=そのテーマに関心が高い人向け。専門性が高く一般向けではない本と、良書だけど内容が古くなっている本。
注目の投稿
【まとめ】このブログ全体のまとめです。
紹介する本が増えてきたのでまとめます。 【テーマ別一覧】 気候変動問題に関する本 公害問題と食の安全に関する本 医療や生命、バイオテクノロジーなどに関する本 地域づくりと地方自治に関する本 水問題(水資源、上下水道、水汚染、治水など)に関する本 原子力と核兵器に関する本 陰謀論、...
2025年12月22日月曜日
【おすすめ度●】西川芳昭『作物遺伝資源の農民参加型管理 経済開発から人間開発へ』農山漁村文化協会, 2002年
【おすすめ度☆】東賢一, 水越厚史『事例で読み解く環境汚染と健康リスク』朝倉書店, 2025年
環境汚染の健康影響に関する教科書。科学的エビデンスや予防原則など、この問題を扱う基本的な方法論についても学べる。それと同時に、関連する社会制度についても開設されている。 内容:環境汚染と健康影響の基礎 日本の公害 各種環境汚染による健康影響 環境汚染の評価と対策 科学的エビデンス 予防原則
【おすすめ度●】P.R.ムーニー『種子は誰のもの 地球の遺伝資源を考える』八坂書房, 1991年
国際開発行動連絡会議(ICDA)種子問題WG報告書。良書だが古いのでおすすめ度●にした。 内容:遺伝子の「富める国」と「貧しい国」 遺伝的浸食 遺伝子保存 緑の革命(展望と批判) 種子革命 新たな種子業者 品種規制法の意味 企業育種の偏向性 企業経験からの教訓など
2025年12月16日火曜日
【おすすめ度○】ルース・ドフリース『食糧と人類』日本経済新聞出版社, 2016年
急増する世界人口を支える食糧増産技術、特に肥料と品種改良の歴史。
2025年12月6日土曜日
【おすすめ度●】馬場朝子, 尾松亮『原発事故 国家はどう責任を負ったか』東洋書店新社, 2016年
チェルノブイリ原発事故の被害者を救済するための「チェルノブイリ法」の解説と、運用実態のルポルタージュ。
【おすすめ度●】梶谷懐, 高口康太『幸福な監視国家・中国』NHK出版新書, 2019年
中国では、IT技術やプラットフォームが急速に発展し、それを応用して各種の「信用スコア」によって国民を評価・監視するシステムが構築されつつある。この現象を思想の面から理解しようとしているが、そのような考察が成功しているかどうかはよくわからない。
2025年12月4日木曜日
【おすすめ度○】本堂毅, 平田光司, 尾内隆之, 中島貴子編『科学の不定性と社会』信山社, 2017年
現実におきている問題(主に法的問題)と科学の関係を検討する良書。 内容:ルンバール事件と科学 科学と防災(地震予知) 医学的診断の社会性(「メタボ」はいかにして作り出されたか) 犯罪捜査と科学 科学と裁判 家族概念の科学と民法 科学の不定性とは何か 理科教育における科学の不定性 東北大学での科学教養教育 法教育における科学リテラシー 科学の不定性と市民参加など。

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