東電刑事訴訟高裁判決の批判を中心にして、これまでの原発訴訟を振り返る。さらに、これまでの原発訴訟等の運動の成果を踏まえて、今日的な論点についても考察している。 この本で取り上げられている今日的な論点の例:福島原発事故はなぜ起きたか(福島原発事故の教訓) 福島イノベーション・コースト構想での軍事・民事デュアルユース 「革新炉」はもんじゅの二の舞になる こどもの甲状腺がんと裁判 原発老朽化 原子力規制委の評価 汚染水の海洋放出 など
やや一方的(一面的)な議論になっているところもあるので、おすすめ度は○でなく●にした。
出版社ウェブサイトから紹介を引用
日本の急速な原発回帰と東電元経営陣被告への国策に配慮した結論ありきの無罪判決。全裁判をつぶさに把握する弁護士が再度問う。
岸田政権は原発の新規建設や60年以上の運転延長など、原発回帰に急速に政策転換している。そのなかで、東電元経営陣に対し 3・11 原発事故の刑事責任を問う裁判で被告全員に無罪判決が出た。
現場検証や証人尋問等による証拠採用もせず、被害者をふみにじる、国策に配慮した結論ありきのような判決は、次の原発事故を準備する危険な論理である。その危険な論理を、すべての裁判をつぶさに把握する弁護士がわかりやすく解説する。

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