①アヘン戦争以降の屈辱の歴史、②共産主義の堅持、③複雑な対米関係・対米感情、④伝統文化の復興と文化大国、⑤若者の保守化、⑥格差の拡大、⑦難しい香港と台湾への対応、⑧革新的技術開発とテクノポリティクス(技術政治学)の8つの視点から現在の中国を分析する。部分的には著者の主張に疑問を感じないわけではないが、全体として今の中国の状況を知るために有益な良書。
出版社ウェブサイトから紹介を引用
「世界の工場」だった中国は今やその地位を脱し、「イノベーションの発信地」へと邁進している。その先に中国が目指すのは単なる大国ではなく、中華文明を世界の中心へと復興させることである。それに対して、日本はどのような戦略的判断をすればよいのか。
アヘン戦争に始まる「恥辱の記憶」、共産党の継承の方向性、一筋縄ではいかない対米感情、孔子の復権にみる「文化大国」への野心、若者の保守化を促す山寨文化、大媽と農民工が象徴する格差、香港と台湾の強い反発、技政学(テクノ・ポリティクス)の逆襲……。90年代から日本で学び、今も日中両国を行き来する中国人研究者が、今後の中国社会を左右する8つのポイントをよみとく。

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