著者はNHKディレクター。1993年に、カンボジアにPKO(Peace Keeping Operation、平和維持活動)として日本の警察官が派遣され(当時は自衛隊を海外に派遣することは国内での反対が強く、自衛隊を派遣することはできなかったので警察官が派遣された)、そのうちの1名(高田警部補)が殉職(死去)するとともに、多数の負傷者を出した。この本は、この カンボジアPKOでの殉職の背景を掘り下げるルポルタージュ。PKO隊員たちが、全く準備らしい準備なしで危険な現地に送り込まれ、結果として犠牲者を出すに至った無責任体制が明らかにされている。
この本を読んで疑問に思ったのは、なぜこのような重大な事実が23年間も報道されなかったのかということ。もっと早く知られていたら、世論の状況も違っていたのではないか。
出版社ウェブサイトから紹介を引用

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