内容:妊娠・出産のスピリチュアリティとは何か 「子宮系」とそのゆくえ 「胎内記憶」と胎教 「自然なお産」のスピリチュアリティ 女性・自然・フェミニズム など
本のおすすめを中心にして、学生のみなさんに役立ちそうな情報を書きます。※このブログで紹介している本はいずれも良書ですが、ここで紹介していない良書もたくさんありますので、これから順次増やしていきます。 【おすすめ度】 ◎=特におすすめ ☆=初学者向けに良い本(教科書や入門書) ○=読む価値が高い本 ●=そのテーマに関心が高い人向け。専門性が高く一般向けではない本と、良書だけど内容が古くなっている本。
注目の投稿
【まとめ】このブログ全体のまとめです。
紹介する本が増えてきたのでまとめます。 【おすすめ度◎】の本(特におすすめする本、このページの下の方に) 【おすすめ度☆】の本の一覧はこちら (教科書あるいは入門書的な本) 【おすすめ度○】の本の一覧はこちら (読むことをおすすめする本) 【おすすめ度●】の本の一覧はこちら (専...
2023年2月26日日曜日
【おすすめ度○】橋迫瑞穂『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』集英社新書, 2021年
【おすすめ度●】文京洙『文在寅時代の韓国』岩波新書, 2020年
この本を読むと、日本のマスコミの文在寅政権に関する報道がいかにデタラメだったのかが分かる。文在寅政権を生み出した韓国市民社会のパワーには学ぶべき点がある。 内容:文在寅政権の概要 朴槿恵政権とセウォル号事故 トランプ政権の朝鮮半島政策 検察改革の失敗 文在寅政権のコロナ対応など。
【おすすめ度●】河合弘之・海渡雄一・木村結『東電役員に13兆円の支払いを命ず!』旬報社, 2022年
【おすすめ度○】ユージェニー・C・スコット『聖書と科学のカルチャー・ウォー』東信堂, 2017年
2023年2月24日金曜日
【おすすめ度●】渡辺丘『ルポ アメリカの核戦力』岩波新書, 2022年
【おすすめ度○】静岡新聞社編『残土の闇 警告・伊豆山』静岡新聞社, 2022年
2023年2月14日火曜日
【おすすめ度○】詫摩佳代『人類と病』中公新書, 2020年
国際政治の観点からから見る感染症と健康格差の問題を分析している。感染症の問題が、科学的な面だけでなく、政治・経済と密接に関係していることがわかる。 内容:感染症との戦い(ペストとコレラ) 世界大戦と感染症 第2次世界大戦における薬の活躍 国際保健協力 感染症「根絶」の取り組み(天然痘、ポリオ、マラリア) 新たな脅威と国際協力の変容(エイズ、エボラ、新型コロナ) 生活習慣病対策の難しさ 禁煙条約とたばこ規制 糖分摂取規制 医薬品アクセスを巡る問題 顧みられない熱帯病
【おすすめ度○】ピーター・シュライバー『BAD DATA 統計データの落とし穴』ニュートンプレス, 2021年
不適切な統計利用がどのような問題を引き起こすか、実例をもとにして説明する良書。日本でも誤った統計利用によって不適切な結論を導いていることは頻繁に見かけるので、改めて統計利用のあるべき姿を考えてほしい。 内容:誤った統計指標による評価の弊害 アトランタ成績改竄スキャンダル ベトナム戦争におけるデータの誤用の弊害 「割れ窓理論」とニューヨーク犯罪統計偏重の弊害 誤ったデータによる評価が人間心理(モチベーション)に及ぼす悪影響
【おすすめ度◎】丸山康司編著『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』新泉社, 2022年
2023年2月11日土曜日
【おすすめ度○】ポール・シャピロ『クリーンミート』日経BP, 2020年
【おすすめ度○】藤井良広 編著『待ったなし! エネルギー&カーボンマネジメント』日刊工業新聞社, 2012年
大転換するエネルギー・マネジメントとカーボン・マネジメントの解説書。良書だが、内容がやや古くなっている(これはパリ協定前の本)なので総合評価は◎でなく○にした。 内容:E&Cマテリアリティの把握(環境会計) 規制リスクとE&マネジメント 拡大するオフィスビルのE&Cマネジメント 物理リスクと企業立地戦略の展開 E&Cマネジメントで生かす「見えるか」の手法 カーボンマネジメントを促進するNGOの活動 E&Cを格付け E&Cマネジメントを支える保険・リスクマネジメント
2023年2月7日火曜日
【おすすめ度○】山本章子・宮城裕也『日米地位協定の現場を行く』岩波新書, 2022年
「米軍基地のある街」のルポルタージュ 米軍基地(および米軍と共用されている自衛隊基地)がどのような問題を引き起こしているかを明らかにし、日米安保条約や「日米地位協定」の問題点が米軍基地問題の原因であることを指摘している 取り上げられている基地は以下の通り:三沢(青森) 首都圏(横田・厚木・横須賀) 岩国(山口) 築城(福岡) 新田原(宮崎) 馬毛島(鹿児島) 嘉手納(沖縄)
2023年2月4日土曜日
【おすすめ度○】リチャード・エバーシェッド『食品偽装を科学で見抜く』日経BP社, 2019年
食品偽装の手口と、それを見抜くための科学的手法を紹介していて面白い。 内容:食用油、水産物、牛肉、ミルク、スパイス、ワイン、野菜などの偽装の手口と対策 分析化学 同位体分析 タンパク質組成(プロテオミクス) DNA(ゲノミクス) メタボロミクス
2023年2月3日金曜日
【おすすめ度☆】北村厚『20世紀のグローバル・ヒストリー』ミネルヴァ書房, 2021年
人種主義と虐殺に関する記述がやや多い気がするが、全体的にはバランスが取れた現代史の入門書。たくさんの本を読む時間のない理系の学生が、「とりあえず一冊読む」のにいい本。