食品や医薬品の安全規制について、基本的な仕組みがわかる本。当時新設された「機能性食品」の制度についても検討している。 内容:医薬品の安全規制 食品が安全であるとは 食品と医薬品の間 いわゆる健康食品による健康被害の例 食品の機能表示とはどういうものか
本のおすすめを中心にして、学生のみなさんに役立ちそうな情報を書きます。※このブログで紹介している本はいずれも良書ですが、ここで紹介していない良書もたくさんありますので、これから順次増やしていきます。 【おすすめ度】 ◎=特におすすめ ☆=初学者向けに良い本(教科書や入門書) ○=読む価値が高い本 ●=そのテーマに関心が高い人向け。専門性が高く一般向けではない本と、良書だけど内容が古くなっている本。
注目の投稿
【まとめ】このブログ全体のまとめです。
このブログで紹介する本が増えてきたのでまとめます。 【テーマ別一覧】 陰謀論、マスコミ、科学的認識論/科学方法論などに関する本 公害問題と食の安全に関する本 医療や生命、バイオテクノロジーなどに関する本 気候変動とエネルギー・資源問題に関する本の一覧 原子力と核兵器に関する本 地...
2023年3月19日日曜日
【おすすめ度☆】畝山智香子『「健康食品」のことがよくわかる本』日本評論社, 2016年
【おすすめ度○】緒方義広『韓国という鏡』高文研, 2023年
韓国社会に関するエッセイ的な文集。著者は長期間韓国に在住して、ソウルの弘益大学で日本語や日本社会論を教えていた人だが、歴史や法律の専門家ではなく、間違えている点も見られる(一例を挙げれば、尹錫悦大統領を「尹錫烈」と繰り返し誤記している)。しかし、韓国について全く予備知識がない人にとっては、専門的になりすぎないこの本の方が読みやすいかもしれない。 内容:韓国という国の日常 韓国における歴史認識問題 苦悩する韓国社会 韓国という国のかたち
2023年3月18日土曜日
【おすすめ度☆】島薗進編『政治と宗教』岩波新書, 2023年
2023年3月17日金曜日
【おすすめ度☆】日本エネルギー学会編『廃プラスチックの現在と未来』コロナ社, 2023年
プラスチック問題の全体像が分かる本。プラスチック問題に本格的に取り組んでみたいと思う持った人は、最初にこの本を読むといいのではないか。 内容:廃プラスチックに関わる諸問題 プラスチックのマテリアルフロー 廃プラスチックに関わる国内外の動向 廃プラスチックのリサイクル技術 次世代プラスチックの開発動向 プラスチックリサイクルとLCA
廃プラスチック問題に関わる研究者・技術者,NPO等市民団体や行政の担当者
【おすすめ度☆】中山哲夫『歴史から読み解くワクチンのはなし』朝倉書店, 2023年
ワクチンについて一通りの基礎知識が得られる。 内容:ワクチンの基礎知識 ワクチンの歴史 現在日本で使用されているワクチンの説明 ワクチンの開発
2023年3月16日木曜日
【おすすめ度●】三宅勝久『絶望の自衛隊』花伝社, 2022年
自衛隊内で横行するセクハラ、いじめ、自殺、パワハラ、過労などのルポルタージュ。および自衛隊艦が釣り船に衝突した「おおすみ事故」の記録
【おすすめ度●】藤川眞之・福田健一郎『いちからわかる 下水道事業の実務』ぎょうせい, 2022年
下水道事業について制度的仕組みが一通りわかる本。下水道に関心がある人だけでなく、それと密接な関係がある水道や水資源の問題に関心がある人も読んでおくとよい。 内容:下水道の概要 関連法規 下水道事業の経営手法(経費、財源、広域化、民間委託と民営化) 下水道事業の管理運営
2023年3月12日日曜日
【おすすめ度○】ゴードン・バインダー『世界最高のバイオテク企業』日経BP, 2015年
元アムジェンCEOの回顧録。回顧録なので基本的には自慢話だが、科学者ではなく経営者の立場から先端科学ビジネスを見るとこう見えるという興味深い内容。 内容:アムジェンのスタートアップ 株式公開 最初の製品(EPO) 科学とビジネス ビジネスにおける倫理など
2023年2月26日日曜日
【おすすめ度○】橋迫瑞穂『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』集英社新書, 2021年
内容:妊娠・出産のスピリチュアリティとは何か 「子宮系」とそのゆくえ 「胎内記憶」と胎教 「自然なお産」のスピリチュアリティ 女性・自然・フェミニズム など
【おすすめ度●】文京洙『文在寅時代の韓国』岩波新書, 2020年
この本を読むと、日本のマスコミの文在寅政権に関する報道がいかにデタラメだったのかが分かる。文在寅政権を生み出した韓国市民社会のパワーには学ぶべき点がある。 内容:文在寅政権の概要 朴槿恵政権とセウォル号事故 トランプ政権の朝鮮半島政策 検察改革の失敗 文在寅政権のコロナ対応など。
【おすすめ度●】河合弘之・海渡雄一・木村結『東電役員に13兆円の支払いを命ず!』旬報社, 2022年
【おすすめ度○】ユージェニー・C・スコット『聖書と科学のカルチャー・ウォー』東信堂, 2017年
2023年2月24日金曜日
【おすすめ度●】渡辺丘『ルポ アメリカの核戦力』岩波新書, 2022年
【おすすめ度○】静岡新聞社編『残土の闇 警告・伊豆山』静岡新聞社, 2022年
2023年2月14日火曜日
【おすすめ度○】詫摩佳代『人類と病』中公新書, 2020年
国際政治の観点からから見る感染症と健康格差の問題を分析している。感染症の問題が、科学的な面だけでなく、政治・経済と密接に関係していることがわかる。 内容:感染症との戦い(ペストとコレラ) 世界大戦と感染症 第2次世界大戦における薬の活躍 国際保健協力 感染症「根絶」の取り組み(天然痘、ポリオ、マラリア) 新たな脅威と国際協力の変容(エイズ、エボラ、新型コロナ) 生活習慣病対策の難しさ 禁煙条約とたばこ規制 糖分摂取規制 医薬品アクセスを巡る問題 顧みられない熱帯病
【おすすめ度○】ピーター・シュライバー『BAD DATA 統計データの落とし穴』ニュートンプレス, 2021年
不適切な統計利用がどのような問題を引き起こすか、実例をもとにして説明する良書。日本でも誤った統計利用によって不適切な結論を導いていることは頻繁に見かけるので、改めて統計利用のあるべき姿を考えてほしい。 内容:誤った統計指標による評価の弊害 アトランタ成績改竄スキャンダル ベトナム戦争におけるデータの誤用の弊害 「割れ窓理論」とニューヨーク犯罪統計偏重の弊害 誤ったデータによる評価が人間心理(モチベーション)に及ぼす悪影響
【おすすめ度◎】丸山康司編著『どうすればエネルギー転換はうまくいくのか』新泉社, 2022年
2023年2月11日土曜日
【おすすめ度○】ポール・シャピロ『クリーンミート』日経BP, 2020年
【おすすめ度○】藤井良広 編著『待ったなし! エネルギー&カーボンマネジメント』日刊工業新聞社, 2012年
大転換するエネルギー・マネジメントとカーボン・マネジメントの解説書。良書だが、内容がやや古くなっている(これはパリ協定前の本)なので総合評価は◎でなく○にした。 内容:E&Cマテリアリティの把握(環境会計) 規制リスクとE&マネジメント 拡大するオフィスビルのE&Cマネジメント 物理リスクと企業立地戦略の展開 E&Cマネジメントで生かす「見えるか」の手法 カーボンマネジメントを促進するNGOの活動 E&Cを格付け E&Cマネジメントを支える保険・リスクマネジメント
2023年2月7日火曜日
【おすすめ度○】山本章子・宮城裕也『日米地位協定の現場を行く』岩波新書, 2022年
「米軍基地のある街」のルポルタージュ 米軍基地(および米軍と共用されている自衛隊基地)がどのような問題を引き起こしているかを明らかにし、日米安保条約や「日米地位協定」の問題点が米軍基地問題の原因であることを指摘している 取り上げられている基地は以下の通り:三沢(青森) 首都圏(横田・厚木・横須賀) 岩国(山口) 築城(福岡) 新田原(宮崎) 馬毛島(鹿児島) 嘉手納(沖縄)
2023年2月4日土曜日
【おすすめ度○】リチャード・エバーシェッド『食品偽装を科学で見抜く』日経BP社, 2019年
食品偽装の手口と、それを見抜くための科学的手法を紹介していて面白い。 内容:食用油、水産物、牛肉、ミルク、スパイス、ワイン、野菜などの偽装の手口と対策 分析化学 同位体分析 タンパク質組成(プロテオミクス) DNA(ゲノミクス) メタボロミクス
2023年2月3日金曜日
【おすすめ度☆】北村厚『20世紀のグローバル・ヒストリー』ミネルヴァ書房, 2021年
人種主義と虐殺に関する記述がやや多い気がするが、全体的にはバランスが取れた現代史の入門書。たくさんの本を読む時間のない理系の学生が、「とりあえず一冊読む」のにいい本。
2023年1月31日火曜日
【その他】AI文章作成ツール Perplexity
Perplexity というAI文章作成ツールは、ネット上で読める参考文献入りで文章を作ってくれます。 画像は"Tell me what genetic resources mean for developing countries."という質問を処理させたところ。
2023年1月30日月曜日
【おすすめ度○】柴田晋吾『環境にお金を払う仕組み』大学教育出版, 2019年
生態系サービスPESの概説書 PESの事例が豊富 内容:世界の環境資源管理政策とPESスキーム PESの理論と実際 欧米諸国等における取り組み事例から 政府による支払 民間による支払 取引・オフセットのスキーム PESスキームの課題と持続可能な地域づくり
2023年1月28日土曜日
【おすすめ度○】井熊均『ゼロカーボノミクス』日経BP, 2021年
脱炭素政策による経済・産業への影響の考察 ただし「トヨタはEVの波にのるな」という著者らの主張には賛成できない。 内容:脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボン時代の幕開け 中国のゼロカーボン宣言の衝撃 パリ協定が広がった理由 産業革命としてのゼロカーボン 中国のゼロカーボン政策(エネルギー、EV、スマートシティ、デジタル) アメリカは覇権を保てるのか ゼロカーボン技術 日本のゼロカーボン戦略 トヨタはEVの波にのるな
【おすすめ度☆】生源寺眞一『農業がわかると、社会のしくみが見えてくる 新版』家の光協会, 2018年
高校生からの食と農の経済学入門 食糧危機 食糧貿易 自給率 土地利用型と集約型 農業保護の是非 担い手の問題 農業の多面的機能などがカバーされている良い入門書 内容:食料危機は本当にやってくるのか 「先進国=工業国、途上国=農業国」は本当か 自給率で食糧事情は本当に分かるのか 土地に恵まれない日本の農業は本当に弱いのか 食料は安価な外国産に任せて本当に良いのか
2023年1月27日金曜日
【おすすめ度☆】村上弘『日本政治ガイドブック 民主主義入門』法律文化社, 新版2018年
政治に関する基本的なポイントを簡潔明瞭に説明している教科書。物事の見方がやや単純化されすぎではないか?と感じる点もなくはないが、細かいことまで正確に説明しようとすると説明が過度に複雑になってわかりにくくなってしまうので、ある程度まで単純化されるのはやむをえない。この本は「わかりやすさ」と「正確さ・複雑さ」のバランスが取れていると思う。
2023年1月16日月曜日
『おすすめ度○』スティーヴン・ワインバーグ『科学の発見』文藝春秋, 2016年
2023年1月9日月曜日
【おすすめ度○】デビッド・ロスコフ『超・階級』光文社, 2009年
グローバル・パワー・エリート(世界規模の超富裕層、著者はグローバル・パワー・エリートは全世界で約6000人と推定している)のネットワークと、彼らへの過度の権力集中の実態を、膨大な取材に基づいて描いている。 内容:スーパークラスに会ってみる、それぞれが百万人に一人の逸材 不平等な世界 歴史の教訓とエリートの興亡 多国籍化の時代 金融と経済がすべての中心になった時 グローバリスト対ナショナリスト グローバルなテロのネットワーク 情報と知識の力 スーパークラスのメンバーになる方法(スーパークラスの親睦組織) スーパークラスと世界はこれからどうなるか






























